Breeze in Savanna

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日記

私の日々の生活や、思ったことなどを書きためて行こうと思います。
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アフリカ取材日記 セレンゲティセロネラ-タランギレ国立公園 5月7日 2016/06/22
朝5時起床。
パッキングをして6時に朝食。
朝食をして7時に出発。
今日はタランギレ国立公園に向かう。
ほとんどノンストップで10時40分にンゴロンゴロゲートに着く。。
セレンゲティで少し早朝サファリをしたかったが、ドライバーには酷と思い断念した。
1時過ぎにタランギレゲートに到着。
昼食をとる。
カーパークでキツツキの写真を撮る。
あまり撮れていないので撮れるものは何でも撮っている。
その後、ロッジに向かう
1時間後の2時にタランギレ・サファリロッジ到着
以前とまったソパ・ロッジだと思っていたが・・・・。
まあよしとしよう。
午後のサファリは3時半と言っていたが、4時からになった。
ドライバーは良い奴で優秀だが、ちょっと年をとりすぎている。
僕のサファリについてこれないところがある。
ここはロッジからの景観が素晴らしかった。
少し高いところに建てられたロッジのダイニングからは緑のタランギレが一望できる。
緑の草原と林が広がり、バオバブが点在している。
ゾウの姿もちらほら見える。
6月以降はたくさんのゾウが集めってくるらしいが、今は少ない。
ドライバーは「とても静かだ」と言っているので、サファリはあまり期待できないだろう。
ロッジの部屋から外を見ていたらジリスが地上で餌を食べていた。
サファリ中は、小さなジリスに近付くことはまず困難。
こういう時でないと撮れないので960mmで狙うことにした。
三脚がないので、椅子を運び三脚代わりにして撮る。
このようにこまめに撮っていることが後で生きてくる。
粘って、グリーンバックで食べているところをアップで撮影できた。
そういえばこういったシーンを一度撮ったことがある。
25年くらい前にサンブルのロッジの中ではいつくばって撮ったのを今でも覚えている。

午後のサファリは4時から
出てすぐのコンクリートの橋の端にシュモクドリが並んでいた。
下を流れる川の魚を狙っているのだ。
時々飛び立っては魚をくわえて戻ってくる。
反対側にはヒメヤマセミ。
同様に魚を狙っていた。
2月に来たときは川幅は1mほどの川だったが、今は濁流になっている。
水量が増え、濁流となった川のよどみに浮上してくる魚を鳥たちは一段高い橋のわきに立って狙っているのだ。
なんという適応力。
それらを見ていたら先の方でキバシコウ(コウノトリの1腫)がナマズを捕まえた。
たべるところをうまく撮影できた。
その後は動物が少なくてツェツェバエの猛攻撃にあってしまった。
帽子に着ける顔を覆うネット、手袋を用意し、殺虫剤を塗りまくっていたので油断していた。
悪いことに水色の靴下を履いてきてしまったのだ。
ツェツェバエは青と黒を好むのは知っていたが、これほどまでとは・・・・・。
甘かった。
ドライバーは刺されてもちょっとかく程度だが、僕は赤く腫れあがる。
すぐにクリームを塗れば痒みは一時的に改善するが、完治するまでに数週間かかってしまう。
6か所も刺されたのは初めてだ。
日本の殺虫剤はまったく効かない。
手袋をしても手首の隙間から刺してくる。
足は靴下の上から刺された。
終了間際、良い光でウォーターバックが撮れたくらい。
天気も悪く6時過ぎにロッジに戻る。

夕食は、この空いている時期にしては珍しくビュッフェだった。
脂っこい食事が苦手な僕は選べるビュッフェは助かる。
早めに食事を済ませ、部屋に戻ってパッキングを開始。
今回はケニアに置いてあった荷物の大半を持って帰るので、整理がたいへんだ。
今回は初めてケニアからの陸路でタンザニアに入るのでなく、カタールから直接空路で入った。
その関係で、ナイロビに預けてあった多くのレンズと2つのカメラバック、三脚などは陸路タンザニアに運んでもらった。
だが、輸送費だけで10万円もかかってしまった。
しばらくはタンザニアに来る機会が多いので、経費節約のために今後は1回ずつ日本から運ぶしかないだろう。
膨大な荷物になってしまうが・・・・・。
30年近く通っていて、荷物の大半を預けていたので余計なものが増えすぎていた。
整理するよい機会でもある。
多くのものを処分し、整理が終わったのは10時半。
ここは低地だけあって、セレンゲティに比べると暑い。
汗まみれになったのでシャワーを浴び直して寝ることにした。
サファリも明日の午前を残すのみとなった。

アフリカ取材日記 セレンゲティ(セロネラ2日目) 5月6日 2016/06/18
ドライバーは朝食食べてから出るというが6時に出発を希望。
朝食のみ持参の予定が昼食も持参していたのでPM4過ぎまでサファリをすることになった。
天気は曇り時々晴れ、時々雨。
今の時期は草が高いので狙いはヒョウらしい。
たしかにセロネラ地区はヒョウが多い。
しばらくは何も撮れず。
朝のよい光でハーテビーストを、その後ゾウの家族を撮ったくらい。
ひたすら低調であった。
けっこう冷える。
冬用のインナーつきのハーフコートの下は、トレーナーと長袖シャツとTシャツ。
これだけ着込んでちょうどよかった。
その後はちらほらライオンのメスを発見するが子供はいない。
オスも見れなかった。
12時過ぎに樹上に寝ているヒョウを発見。
2頭いるではないか。
どうも母親と7〜8か月の大きな子供のようだ。
しかしアカシアの木の右と左に分かれて寝ているだけ。
バックは灰色の空でまったくこれでは撮れない。
しばらく待つが写真にならないので、別のヒョウの情報が入ったので移動。
1時過ぎに樹上で寝ているオスヒョウを発見。
これも空が悪い。
降りる所をシルエットで撮るしかないだろう。
一応撮ったが使い物にはならないだろう。
降りる所は、木の後ろ側から降りたので撮れなかった。
再び親子の処に戻ることにした。
着いた時、母が子供を舐めている最中であった。
ラッキーと言いたいところだが、光線状態がよくなかった。
今日はここまで4時過ぎにロッジに戻る。
夜、奈良から来た夫妻と話し込む。
10時就寝。
草が高いこの時期のサファリはなかなか難しい。

アフリカ取材日記 ンヅツウ⇒セレンゲティ(セロネラ1日目) 5月5日 2016/06/17
昨晩チェックアウトを済ませ、6時半に出発。
まずは昨日見たライオンの群れの所へ向かう。
すでにヌーを仕留め食べていた。
今日は気温が低く、ライオンの吐く息が白んでいた。
その中を通る逆光が美しい。
2頭のライオンが逆光と吐息に包まれながらの舐めあい。
とても美しい写真が撮れた。
しかし撮れたのはその1枚のみ。
他のライオンたちは食べているか寝ているかなので、被写体にならなかった。
8時過ぎに湿地帯へ移動。
湿地帯の深い草の中に2頭のチーターがいるのを発見。
2頭とも子供を湿地帯に隠しているはずだ。。
最初に見た4頭の小さな子供もここにいるだろう。
時々出てくるだろうが、今日は母親が空腹のため、狩りに出かけるので出てこないだろう。
1時間ほど待っていると母親が湿地帯から出てきた。
その後、水をのむが、横向きで写真にはならず。
狩りをしそうな雰囲気だが、時間切れになってしまった。
セレンゲティに向かう時間になったのだ。
今日はセレンゲティ国立公園の中にあるセロネラ地区に行き、そこで2泊する。
初めの情報ではヌーの大群がいると言われていたが、誤情報だった様子。
ヌーの群れはまだかなり手前にいて、セロネラ地区は草が高いようだ。
厳しいサファリになりそうだ。
そこで、ダイレクトにセロネラに行かずに、先日ヌーの大群を見たゴルコピエに向かう。
しかし、今日はヌーの数は3分の1くらいに減っていた。
どうも東の方に移動した様子。
ライオンも寝ているのが1頭のみで被写体にならず。
探し回ってやっとチーターを発見。
メスで妊娠してオイル様子。
もうすぐ生まれそうなほどお乳が張っていた。
小さな岩の上にいて獲物を探していたので、ヌーの群れをバックに撮影。
その後岩を降り、水を飲むが、これも今一つだった。
狩りをしそうなのだが、こちらも時間切れ。
なかなかうまくいかない。
今日行くセロネラまでは2時間くらいかかるので移動することにした。
シンバコピエを過ぎるころから草は高くヌーも観られなくなった。
5時過ぎにセロネラ地区に到着。
途中、樹上のヒョウを見つけるが後ろ向きで場所もよくない。
撮影はできる状況ではなった。
その後、水を飲んでいるライオンを見つけるが、調査用の首輪をつけているのでこれも撮影せず。
6時にトータリスキャンプ到着。
初めて泊まるテントキャンプで、大自然の真っただ中にある。
旅行社任せで決めたが、とても豪華なテントだ。
水はなんとか出るし、トイレも水が流れる。
電気は24時間自由で、充電も24時間OK。
スタッフの対応はとてもよい。
中が暗くて本が読めないのと、値段が高いのが難点だが、優雅なテント生活になりそうだ。
着くと日本人が食堂の前にいた。
久々に日本語で話す。
彼らは家族でみえているとのこと。
今日の客は僕と彼らだけのようだ。
夕食を共にすることにしたが、話がはずみ、9時にテントに戻る。
星の写真を撮ろうと思って外にでようとした瞬間、目の前を2頭のライオンが走っていくではないか。
5mと離れていない。
夜に一人で外に出ることは危険で許されていないため、撮影時はマサイ族がエスコートしてくれることになっていた。
彼が外で待っているはず。
ということは、ライオンはマサイのすぐそばを走っていった・・・・・。
恐る恐る外に出て「大丈夫か」とマサイに聴くと、「バッファローやゾウや毒蛇は嫌だが、ライオンはベストフレンドだからまったく心配ない」という。
写真は「だめ」と言われると思ったが、「撮れ」という。
しかし、こんなところで襲われてけがをしたら、2度とアフリカに来れなくなる。
焦って2枚撮ったが、これで撮れるわけがない。
落ち着いて撮らないと星はなかなか難しいのだ。
そばをライオンがうろうろしているので今日の星の写真はギブアップ。
テントに戻り、ライオンの咆哮を聞きながら眠りについた。

アフリカ取材日記 ンヅツウ(8日目) 5月4日 2016/06/12
5時起床。
6時出発。
まずは日の出を狙う。
6時過ぎの時点で空は茜色に美しく光り始めていたので、今日の太陽光は強すぎるかもしれない、と思っていた。
だが予想に反して素晴らしかった。
空が美しい赤色に染まってくれた。
夢中でフラミンゴと美しい空を撮りまくる。
これで3度目の素晴らしい日の出だ。
その後、今まで悪路のために行けなかったマティティ地区へ向かう。
疎林体を抜けたそこは平原が広がっていて、ヌーやシマウマが多かった。
ガゼルも少なくない。
チーターやライオンの棲みかとしては絶好の場所のようだ。
三時間探しまくるが、結局見つからず。
ヌーやシマウマの死体は転がっているのでいるには違いがないのだろうが、隠れているのだろう。
死体に群がるハゲワシとハゲコウを見つけ、ジャッカルとのファイトを撮ろうと思っていたが、寄ってきたジャッカルはシャイで遠巻きに見ているだけ。
その時、ハゲコウ同士の喧嘩が始まった。
これはうまく撮れた。
またハゲワシとハゲコウが皮を引っ張りあっているとことも撮れた。
きれないシーンではないが、結構迫力のあるシーンだ。
11時にキリンの群れを発見。
小さな子供が何頭もいる。
1頭などは臍帯がまだついている。
しかし光がイマイチ。
最後に子共の所に母がやってきて、顔をくっつけるシーンがうまく撮れた。
これは久々にキリンの親子のよいシーン。
帰路ライオンに出くわすが5頭がブッシュで休んでいるだけなので撮影せず。
12時20分ロッジに戻る。
部屋の前の電燈(屋根の下にあり昼でも明かりがついている)の下に蝙蝠がぶらさがっていた。
いつもいるが撮ろうとすると逃げてしまう。
今日は960mmで撮影。
昼のロッジのオーナーにLove Letterを進呈。
昼食後、ロッジに置いてあったフランス人の写真家の写真集を再読。
400Pあまりの大作だ。
狩りのシーンが多く迫力満点だ。
美しさでは僕の写真のほうがだんぜん上だが、まったく視点が違っていて参考になった。
他の客の話を聴くと、チーターの4頭の母親は湿地帯に子供を隠しているそうだ。
時々狩りに出かけているが、だいぶ痩せているようだ。

午後のサファリは4時から。
天気は晴れだが、それほど暑さは感じない。
すぐにライオンの2組のカップル(マーシュプライド)を発見。
メス同士の挨拶と雌の水のみを撮るが、これらは今まで撮ってきているので目新しいものはない。
寝てしまったので移動。
続いて発見したのは、同じプライドの他のメンバー。
メス3頭に大小の子供6頭。
小さい方の子供で4か月くらいだろうか。
観ていたら突然動き始める。
そして絡むこと絡むこと。
魅力的なシーンだが、数が多すぎてどうしても重なってしまう。
うまく重ならないタイミングは難しい。
それでも数枚は良いのが撮れた。
その後は道端で全員が寝てしまった。
6時まで待つが動く気配なし。
そこで今日のサファリは終了。
今日もチーターが見れなかった。
この地に来て3日は見れていない。
こんなことは珍しい。
6時15分にロッジに戻る。
明日6時半にセレンゲティに向かって出発するのでチェックアウトを済ませる。
このあとセレンゲティ・セロネラに2泊。
しかしセロネラは草が高いらしい。
出発前の情報ではヌーの本体がセロネラまで行っているとの噂だったが、本体はずっと手前のゴルコピエあたりに集結している。
日本でもっときちんとした情報が入らないのだろうか。
これからはドライバーから直で情報を得るしかないだろう。

アフリカ取材日記 ンヅツウ(7日目) 5月3日 2016/06/10
朝4時45分起床。
6時出発。
ドライバーは、まだ痛み止めを飲んでいるが、かなりよさそうだ。
しかし、ロッジを出て10分でスタック。
泥沼に入り出られなくなってしまった。
かなりひどスタックだ。
今の時期は車が少なく通らない。
無線で知り合いに連絡をとるが、「来れない」とのこと。
しょうがなく彼は歩き回って岩を探しはまってしまった車輪の前後に敷き詰め、やっと出られた。
しかしゴールデンタイムの1時間がふいになってしまった。
日の出を撮る予定だったが・・・・。
まあ今日の出は光が強すぎたので、良しとしよう。
8時過ぎに川に集まるキリンを発見。
水を飲みに来ているのだ。
光もよく8頭のキリンが水場に集まり、そのうちの2頭が水を飲んでいるシーンを撮影。
ンヅツウではキリンはいるが、いつも絵にならない。
初めて雰囲気のある写真が撮れた。
その後ハゲワシが集まっているのを発見。
そばに比較的新しいヌーの死体があり、昨日ライオンが食べたのであろう。
沼地の群れは、昨日は姿を見せなかったが、移動してきてこのあたりにいるはずだ。
そのそばの枝にいたアフリカヤツガシラをアップで撮影。
鶏冠を開いているところを良い光で撮れた。
9時過ぎにライオンの群れを発見。
草地に8頭が潜んでいた。
そばには3頭のヌー。
100mくらいしか離れていない。
ここで朝食を摂りながら狩りを待つことにした。
しばらくすると1頭のメスが忍び足の姿勢でヌーの後ろに向かって移動を始めた。
この状況だと狩りの成功率は高そうだ。
しかし、問題が生じた。
キリンがやってきたのだ。
どうも回り込んだライオンを発見した様子。
その様子にヌーも危険を感じたのか、走り去ってしまった。
その後2時間チーターを探すが見つからず。
今日行く予定だったマティティ地区へは道が悪く行けず。
12時20分にロッジに戻る。

昼食時にロッジのオーナー(顔なじみ)としばし話す。
昼食後に置いてあったフランス人の写真集を観て衝撃を受けた。
狩りのシーンがすごい迫力で何枚も撮られている。
また非常にローアングルやアップの写真も多い。
これは通常の撮り方ではないだろう。
後書きを見るとタンザニアの協力のもとに特別の許可をとって撮影している様子。
通常の旅行者にはこのような撮り方はできないだろう。
僕の写真とは対極的なところがあるが、独特の光の使い方やアップの撮り方など参考になるところが多かった。

午後のサファリは3時半の予定を4時にしてもらい、できたらサンセットを狙いたいと申し出る
マセッキ地区からマティティの丘のほうに向かう。
ドライバーはヒョウを探している様子。
僕としては、いても撮れないだろうと思い、テンションが上がらない。
まだ撮ることにこだわっている。
家内には「楽しむだけでよいのに・・・・」と言われるが、そして究極はそうであろうが、これがなくなってしまえば僕らしくなくなるので当分はこれを捨てずにいくつもりだ。
でも少しこだわりすぎるのを感じている。
結局ヒョウは観られず。
道のわきの木(道から1m)にワシミミズクを見つけた。
背景が悪く、あまり撮る気にはなれず。
近付いてアップで撮影を撮ったが、面白くはない。
飛ぶとこでも撮れれば、と思ったが、後ろを向いて飛び去ってしまった。
帰りにその場所に来ると、なんと道脇の草むらにいるではないか。
こんなのは初めてだ。
よく見ると近くにダルマワシがいて、それを恐れて隠れているようだ。
これもアップで撮影。
後はサンセットを狙ってンヅツウ湖へ。
途中ライオンを見つけるが、日没に間に合わなくなるといけないので寄らず。
湖岸でサーバルキャットを見つける。
このへんではよく見たという話は聞くが、僕は初めてみたが、シャイなやつですぐに草むらに入ってしまった。
日没は結局ダメだった。
6時40分に戻る。
早めに洗濯を終わらせ、夕食後は久しぶりにのんびりすごす。

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