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あなご |
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2005年4月29日 0時21分 |
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性別:女性 |
年齢:15〜19才 |
病気というのはどこか具合が悪いことですが、一番の症状は孤独で仕方がないことだと思います。かぜをひいているだけで、自分が誰にもつらさをわかってもらえずに一人で頑張っているように感じるものです。まして痛みを伴う病気や命にかかわる病気だったら、その孤独は計り知れません。医者という立場が最もそういう孤独な人に関わることが多いのは言うまでもありませんが、私たちは医者に何でもわかってもらえることを強く望みすぎだと思います。症状だけを話してもそれがどんな風に切ないのかは医者には(すぐには)わからないと思うんです。週に一日、10分間しか会うことの出来ない医者に助けて貰おうと思うより、自分が病気の時こそ今まで気づけなかった周りの人の孤独を知ることの方が、自分を、少なくとも心だけは健康に保っておける秘訣のような気がします。 |
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