Breeze in Savanna

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日記

私の日々の生活や、思ったことなどを書きためて行こうと思います。
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低FODMAP(フォドマップ)食 2017/12/03
一般的に体に良いと言われている食品も、おなかの弱い人には不調の原因になるものも多い(たとえば乳製品やオリゴ糖など)。
体に良いと思い、ヨーグルトやオリゴ糖の摂取量を増やしておなかの調子を悪化させてくる患者さんが多い。
また小麦、とくにパンの摂取回数が増やすことで逆流性食道炎や排便異常が悪化する人も少なくない。

欧米では、腸の過敏症の人には低FODMAP(フォドマップ)食が推奨されている。
これは乳成分の乳糖、オリゴ糖などの糖質を制限する食事療法で、その効果が認められている。
低FODMAP食では、小麦、タマネギ、ニンニク、乳製品、納豆、リンゴ、イモ、豆など(まだまだ多いが)を避けるのだが、制限すべきものが多すぎる。
このすべてをやめるのではなく、何がだめで、なんなら大丈夫なのか、どの程度まで大丈夫なのか、1種類ずつ検証することを薦めている(けっこう個人差があるので)。

僕自身、制限すべきなのは、牛乳、パン、油、小豆、ごぼう、イモ、豆、ネギ、スイカなどが少し多いとガスがたまったり下痢したりする。
これらのものも少量なら大丈夫なので、制限しながら食べている。

テレビで体によいと言っている食物はあくまでもおなかの強い人の話と思っていたほうが良い。
おなかの弱い人はまったく違った考え方をしなければならないのだ。

写真談議 2017/12/01
写真家・瀬尾拓慶君が前回のタンザニア取材の写真を観にやって来た。
彼のフィールドは日本の森だが、前回の写真展Symphony of Savannaを手伝ってもらった関係で今年の4〜5月に一緒にセレンゲティ、ンゴロンゴロに一緒に行き、彼もすっかりサバンナに魅了されてしまったようだ。

彼と行ったタンザニアも良かったが、9〜10月のタンザニアも良かった。
今回撮ったうち、厳選した400枚ほどの写真をみせながら写真談議に花を咲かせた。

彼は来春のペンタックスでの写真展が決まり、その準備で国内の取材を重ねている。
今から写真展が楽しみだ。
親子ほど年の違う瀬尾君だが妙に馬が合い、お互いの良いところも悪いところもざっくばらんに話せる関係だ。

不都合な真実 2 2017/11/22
家内と映画『不都合な真実2』を観に行った。
これは米国・元副大統領のアル・ゴアの地球温暖化を防止するための戦いを描いた映画である。
当時から、「化石燃料を燃やして排出された二酸化炭素などが地球温暖化の原因である」という意見には反対が少なくなかった。
発展を望む開発途上国はこの意見を認めたくないし、先進国でも経済を優先させる考えの人たちからは反対意見が続出した。
しかし、われわれが化石燃料を燃やし、それによって出てくる二酸化炭素が温暖化の原因の一つになっていることは間違いない。
前作から10年の時がたち、これが温暖化の主因であることは疑う余地はなくなってきた。

しかし、いまだに認めようとはしない敵は多い(トランプ大統領など)。
地球を愛し、後世の人たちになるべくよい形で地球環境を残しておきたいと願う愛ある人達は、この現状を憂いているだろう。
だが、化石燃料消費を控え、便利な生活を諦めることは容易ではない。
具体的にどうしたらよいか、分からないでいる中、ゴア氏は幾多の困難にも負けずに闘い続けている。

家内は「ゴアはなんと強いのだろう」という意見だったが、僕は「なんと幸せなのだろうか」と思った。
自分の信念を貫き、困難と闘いながらその道を求め続けることが、男の一生としてもっとも幸せな生き方だと思っているからだ。

奴隷制の廃止、女性の参政権取得、アパルトヘイト廃止など、解決がまったく困難と思われる問題が、時間の経過とともに解決されてきた。
多くの抵抗にも関わらず、それらが廃止されたのは、間違ったシステムだったからだ。
今の化石燃料に依存した生活は、いつかは変えざるを得ないことは明確である。
何が大切なのかを考えた場合、向かう方向性は明確で、「世界が一致して温室効果ガス削減に向かい、目標をクリアするという転換点が近い」というゴアの力強い演説内容が実を結ぶ時は必ずやってくるはずだ。
後世の人たちのためにそうなることを願いたい。

母の退院 2017/11/19
90歳の母が転倒して骨盤骨折を起こしたのが2016年12月。
市立病院に緊急入院して退院したのが今年の2月。
この退院は奇跡だと喜んだのもつかの間、すぐに強い痛みが出て再入院になった。
再入院後、多少改善傾向がみられたが、「もうやることがないので転院を」という市立病院の対応の悪さに見切りをつけ、知り合いになったドクターが院長をしている読売ランド・慶友病院に転院したのが3月のことだった。
ここは素晴らしい病院だった(費用は高いが・・・・・)。
僕と同じで過敏体質で、空調の風があたるのを嫌う母もここの設備と対応には満足し、闘病に励んだ。
安静で痛みが消えた後は、ゆっくりリハビリをおこなってついに退院の運びとなった。
90歳での骨盤骨折。
通常は寝たきり、認知症のコースをたどるのが一般的だろう。
入院後一度も不穏状態にならず、認知症の兆候がまったくでないまま退院することができたのは、本人の資質や努力もあるが、ひとえに慶友病院のドクター、スタッフの方々のおかげだと思っている。
長い間、お世話になりました。

土曜の会合 2017/11/14
土曜日の忙しい外来が終わると、ほっとする。
やっと1週間が終わった・・・・。
じっくり休みたいと思うのだが、その後に会合があることも少なくない。
疲れ果てているので通常はほとんど出ないのだが、今回は新宿で大学病院の医局の集まり(一二三会)があり、幹事を仰せつかっていたので参加した。
同級生と分担で司会をし、珍しく2次会にも出席した。
行く前は腰が重いのだが、出たら出たで楽しい。
医局員のご主人が慈恵医大の学長で、久しぶりに学長と話ができたし、ふだん会えない先生方とも話ができ、有意義な時間を過ぎすことができた。
もっとまめに会合に出席しなければ、といつも思うのだが・・・・。

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