Breeze in Savanna

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日記

私の日々の生活や、思ったことなどを書きためて行こうと思います。
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何を食べてよいのですか? 2017/06/26
いったい何を食べてよいのですか、とよく聞かれる。

実に単純なのだ。
日本人と欧米人では食文化の歴史が違う。
日本人が欧米食や加工食品を食べるようになり、病気が激増した。
食の基本は、その土地でとれた旬のものを、よく噛んで、感謝して食べることだ。
あとおなかが弱い人は極力冷たいものを避けるのがよい。
ただこれだけでよいのだ。
なにも難しいことはない。
あまりにも食品の数が増え、世界各地の料理が手軽に食べれるようになってきたから、多くの人がその基本を見失っている。。
もちろん何を食べようと自由であるが、食の基本から外れすぎると、メタボになるか慢性的におなかの調子が悪くなる。
また、同じものばかりを食べることもリスキーだろう。

健康番組を信じない NO2 2017/06/25
C食物繊維
食物繊維は必須だ。
これには異論がないが、これも量が多いとガスがたまる。
とくにごぼう、芋、豆、ニラ、小豆などはその最たるものだ。
これらもとりすぎず、少しずついろいろな野菜をとるほうがよい。
ごぼう茶を始めて、おなかの調子が悪くなった人を何人もみている(どこでも診断ができていなかった)。

Dパン
さすがにパンが体に良いと言っている人はほとんどいない。
だが、毎朝パン食という家庭がいかに多いことか・・・。
パンには最悪の油、マーガリン、ショトニングが入っているものが多い。
はっきり言って食べてはいけないものだ。
また、パンは胃もたれ、胸やけの原因になる。
胸やけなどの逆流性食道炎症状があって、強い制酸剤を投与されたが改善しないという患者さんがよく訪れる。
パンをやめて、よく噛むようにしただけで劇的に改善するはずだ。

Eパン以外の小麦
肥満の人、慢性疲労の人、胃腸の具合が慢性的に悪い人には、小麦をやめるように指導する。
それだけでだめなら乳製品断ちも追加することで、多くは改善する。
1〜2か月後に外来を訪れた時にはみなさん劇的にスリムになっている。
それだけでなく、皆さんが頭がすっきりしたという。
目覚めがよくなったという声もよく聴かれる。

健康番組を信じない NO1 2017/06/24
「何々が体に良い」とさまざまな健康番組がいろいろなことを言っている。
もちろんそれを全面的に否定する気はないが、それらの番組で決定的に欠けているところがある。

それはわれわれが日本人でるという視点と、おなかが弱い人は栄養学的によいものでもよくないことが多いということだ。
それらのうちうちのクリニックでよく経験することを書いてみよう。

@乳製品1 牛乳
日本人の多くは乳糖不耐である。
牛成成分の中の乳糖をきちんと分解できないのだ。
ひどい人は下痢になるが、軽い人はガスがたまる程度なのだ。
骨を強くしようと思って牛乳を飲み、ガス(おなら)が多いと悩んでいる人が多い。
牛乳が骨を強くすのはかなり懐疑的である。
リンが多すぎるのだ。
リンを付加するとカルシウムは体外に出てしまう可能性がある。
日本人は小魚,海藻、大豆製品などでカルシウムをとってきたのだ。
牛乳は、積極的には飲む必要のないものなのだ。
とくにおなかの弱い人は。

A乳製品2 ヨーグルト
誰もがヨーグルトが体に良いと思っている。
牛乳より発酵させてある分、消化はよい。
乳糖不耐でも少量なら問題ないだろう。
しかし、量が多いとおなかの不調の原因になる。
ヨーグルトをたくさん食べてガスが多くて悩んでいる人もよく見かけ、やめることで速やかに改善する。

Bオリーブオイル
オリーブオイルは良い油として通っている。
だが、おなかの弱い僕にはこれはとても刺激だ。
そういう患者さんも少なくない。
少し量が多いと下痢するし、少なくてももたれるしガスがたまる。
米食、油の少ない食事をしてきた日本人にはいくら体によいと言ってもオリーブオイルは刺激的なのだ。
おなかの強い人でもとりすぎは禁物。
日本人はヨーロッパ人とは違うのだ。

帰国から1か月 2017/06/17
アフリカから帰国して1か月以上たち、生活ももとの状態に戻ってきた。

診療のほうは、この時期、患者さんの数は比較的少なく落ち着いている。
ときに混むが、空いている日もけっこう多い。
開業以来ずっと右肩上がりで患者さんが増えてきたが、昨年後半から少し減り始めている。
今まではとくに宣伝はせずに口コミでの来院が本筋と思ってきたが、少し考えなければならない時期に来ているようだ。

取材の写真は整理が終わった。
予想通り、出来はよかった。
60回目の旅であったが、ベストであることは間違いない。
瀬尾君のおかげで新しい視点を得られたことも収穫だった。
今までは感じることを優先し、写真はあまり考えずにシャッターを押しているだけだったが、シャッターを押す前に、今まで以上にどう創ろうかと考えるようになった。
次のアフリカは来年のゴールデンウィークと思っていたが、今回得た感覚を試すために、また次作の足りない写真を補うために、9月に再訪することにした。

次作はまだ正式決定ではないが、命の本を想定し、企画している。
前回の写真Symphony of Savannaは写真メインなので、いのちについて十分に伝えきれていない。
今度のは文章主体の写文集になる予定。
文章はこの2週間でほぼ書き上げた。
『生命、命といのち』の深遠さ、僕らの生きる意味について伝えられるのではいか、と思っている。

骨盤骨折で入院している90歳の母は驚異の回復で、一人でトイレに行けるまでになった。
先週は外出で歯科受診した際にブリッジを落とされてしまい、救急病院でCTやら緊急内視鏡での異物除去術などたいへんだった。
しかし、少しずつだが退院が近づいているようだ。

フェースブックに取材の写真の一部を掲載 2017/05/29
今まで取材日記をこの日記のコーナーに入れていたが、画像が載せられないのが難点だった。
そこで今回からフェースブックに1日ごとに1〜2枚の写真を載せることにした。
もうすでに数点載せています。
興味のある方はご覧ください。

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