Breeze in Savanna

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日記

私の日々の生活や、思ったことなどを書きためて行こうと思います。
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変化の年 2016/12/31
今年は変化の年だった。
写真活動が動き始めたし、自分自身の体にも大きな変化を感じた。

写真活動は、開業以来多忙のためにあまり目立った活動ができずにいたが、久しぶりに写真展に挑戦した。
富士フイルムの審査に通り、1月〜2月に六本木ミッドタウンのフォトサロンで『サバンナ いのちの物語』を開催した。
1週間で1万人の方に来ていただき、高評価もいただいた。
次の写真展に結び付き、2017年2月22日からヒロトンホテルB1Fのヒルトピアアートスクエアで300周年記念写真展をおこなうことも決まった。

写真集も動き始め、ついに4冊目となる写真集『Symphony of Savanna』が12月末に完成した。
販売は2017年1月中旬頃になる。
これは私が問い続けてきた生命について表現したものだ。
「売る」ということを考えれば、もっと違った表現方法があったのだろうが、今回は30年の集大成ということで、内容はこだわらせてもらった。
生命とは本来難解なものだ。
それをどう表現するのか、多くの哲学者や宗教者たちは挑んできた。
これは僕の生命観をまとめたもので、後世に残る本にしたいという意気込みで創った。
従来の動物写真集とはまったく違ったものができたと思っている。
文章を理解することは難しいかもしれないが、何百回と観るごとに新しい発見のある写真集に仕上がったという自信がある。
自分の希望を通してもらった本なので、ぜがひでも売り込み頑張らねば・・・・・。

この写真集をつくってくれた新日本出版社の森さんとの出会いで、動物の赤ちゃんシリーズの写真絵本が2冊できた。
『シマウマの赤ちゃん』と『ライオンの赤ちゃん』だ。
写真は僕が担当し、文章は絵本作家のさえぐさひろこさん。
来年には『ゾウの赤ちゃん』が出る予定である。
写真絵本は、これで8冊(ゾウをいれると9冊)目になる。

写真展と写真集の動向によって、今後の活動の方向性が決まってくると思っている。
写真・表現活動がさらに進んでいくのか、いったん活動は休止状態となり充電期に入っていくのか。
まあ、出し尽くしたので、どちらでもよいと思っている。
そういえば、2003年もそうだった。
3冊目の写真集『Love Letter』が出て写真活動が広がると思ったが、そこで動きがピタッと止まった。
その変化に、写真に執着せずにクリニック開業に踏み切った。
結果としては、正解だった。
あれから13年。
今回はどうであろうか。


身体的には、年々変化は感じているが、今年はその変化が大きかったように思う。
7月にひどい副鼻腔炎になり、もともとある前立腺肥大による夜間頻尿と不眠症が重なり、夜ほとんど眠れない日々が続いて疲弊し、軽度のうつ状態になってしまった。
自律神経が乱れ、疲労が抜けず、2日ほど休診にしてしまった。
開業以来11年目にして体調不良で休んだのは初めてのことだ。。
回復に2か月かかった。
9月からは原因不明のしびれが続いている。
専門医に調べてもらったが、異常なし。
原因も不明で、自分的にはホルモン動態が大きく変化する男の更年期症状かもしれない、と思っている。
しかし、これも徐々に回復しつつある。
12月はとくに診療が忙しく、写真展・写真集の仕事や講演もあり、おまけに90歳の母が転倒骨折し、中旬からは連日のように見舞いに行くといった感じで超多忙だったが、今は元気だ。
まあ62歳の年齢の割には元気なのだろう。
家内の薦めでおこなっている運動の効果が大きいと思う。

来年はサバンナ30周年。
写真集も出て、記念写真展もある。
息子の受験もある。
母もベット上安静からリハビリ生活に入るだろう。
いろいろな面で、今年以上に変化の年になると思っている。

写真集『Symphony of Savanna −サバンナいのちの交響楽―』完成 2016/12/24
新しい写真集『Symphony of Savanna −サバンナいのちの交響楽―』の献本分の10冊が届いた。
初めて自分が満足できる写真集ができ、とても灌漑深い。
続けてきて良かった・・・・。

思い返すと、初めて東アフリカのサバンナを訪れたのは30年前だ。
その時の感動ははまりしれなかった。
それを伝えたいという想いで写真活動に入った。
やがて、旅の目的が、傷つき・病んだ自らを癒す旅だと気付いていった。
通い始めて8年後におこなった初の個展が人生を変えた。
写真集『サバンナが輝く瞬間』に結び付き、林忠彦賞受賞につながった。
これを契機に癒しの意味や人を癒す写真を探究し始めた。
その成果が2冊目の写真集『サバンナに癒されて』になった。
出版記念写真展で、ある女性が書いてくれた『いのち』の本質をつくような感想文。
その感想文に後押しされるように『いのち』の表現者を目指し始めた。
2003年にその第一弾の写真集『Love Letter』ができた。
星野道夫さんの写真集などを手掛ける三村淳さんとの出会いがきっかけだった。
しかし、この写真集では『いのち』について表現しきれなかった。
自分自身、表現しきれるレベルには達していなかったし、三村さんとのディスカッションも十分ではなかった。
あれから13年の歳月が流れ、再び三村さんとのコンビで写真集を創ることができた。
今回は十分にディスカッションをする機会が与えられた。
私の表現したい内容を十分にくみ取っていただいたし、自分自身もだいぶ進化してきた。
この本では、ほぼ言いたいことは言い尽くした。
写真のレベルは格段にアップしている。
『いのち』に対する思索も深まり、よやく機が熟しての出版だ。

井上冬彦写真集『Symphony of Savanna −サバンナいのちの交響楽―』新日本出版社
定価:3500円(税別)

書店では1月13日から販売となります。
写真集を扱う大きな書店(紀伊国屋、三省堂、有隣堂など)でお求めいただけると思います。
あとがきは、表現することが極めて難しい生命に対して、最大限に分かりやすく書いたつもりです。
何度も読み直してみてください。
少しずつ生命の意味が分かってくると思います。
何度読んでも新しい発見が生まれる本になっていると思いますので、ご高覧いただければ幸いです。

井上流サファリの極意 2016/12/11
サバンナを愛する人たちの会・サバンナクラブに入って25年くらいになるだろうか。
初期の頃はよく会合にも参加していたが、開業してからは、会が開かれる土曜日は診療が一番忙しい日。
この11年間ほとんど参加できずにいた。
日本では会えなくても、会員の方とはアフリカのサバンナや私の写真展会場で時々お会いしていた。
その時、「いずれ今までのサファリの集大成の話をいずれさせてください」とお願いしてあった。
クリニックの土曜日午後の診療を8月から予約制にしたので、終了時間がそれほど遅くならなくなったのを機会に話す機会を設けてもらった。
そして10日の土曜日、診療が終わってから神保町の会場に出向いた。
タイトルはMy best Safari。
動物ごとの最高のサファリの様子を話した。
過去に1回のサファリの様子を話したことは何度かあるが、このようにまとめを話すのは初めてだった。
9月くらいから少しずつ準備を始め、500枚以上あった候補作から、削りに削って150枚に厳選した。
出会いがしらによい写真が撮れた時ではなく、予測し・粘ってよい写真が撮れた時を選択した。

経験のない方は、現地のドライバー任せにサファリをせざるを得ない。
僕も最初はドライバーに任せていたが、経験を積むに従って、独自の手法を編み出していった。
現地のベテランドライバーも、僕とサファリをしていると、なぜここで止まるのか、なぜこれほど同じ場所で待つのかが分からないことがよくある。
それほど僕のサファリは、光の捉え方、狙うシーンが他のプロ写真家とは違うらしい。
それが写真の独自性になっていると思っている。

撮れなかった初期の頃から、どのような考えで、何をねらい、そしてそれらをゲットしてきたかという、井上流サファリの極意について話した。
レイヨウ類やサルを除くほとんどの動物でそれらの話をした。
前後半に分けて、1時間半ほど話しただろうか。
1日の外来でしゃべり続けた後なので、後半は声が出ずらく、多少お聞き苦しい点もあっただろうが、僕のサファリの様子は十分に伝わったものと思う。

My best Safari 2016/12/06
10日の土曜日、サバンナクラブで『My best Safari』というタイトルで講演する。
講演では、いつも生命の話をしているが、今回は純粋に楽しいサファリの話だ。
動物ごとに最高だったサファリのシーンを話す予定。
出会いがしらに偶然にもよい写真が撮れたときではなく、予測し、粘って結果としてよい写真が撮れた時を選んでみた。
写真がうまいわけでもないし、メカにも弱い僕が、なぜ作品を創りだし続けてこれたのか・・・・・。
井上流、サファリの極意が分かっていただける内容にしようと思っている。

写真集の最終色校正 2016/12/01
昨日、写真集の最終色校正を行う。
初稿に比べると各段に色がよくなってきている。
微妙な調整はまだ必要だが、後は構成の三村淳に一任ということで、僕のやることは終了した。
昨年の秋から打ち合わせに入り、1年以上かかってようやく念願だったいのちの写真集が出る。
アフリカに通い続けて30年だが、この20年間取り組んできたいのちとは何か、の答えを詰め込んだ、どこまでも美しい本に仕上がっている。
年内に書店に並ぶ予定だったが、多少の遅れが生じ、書店に並ぶのは来年早々にずれ込むようだ。

これからは、写真展の準備と写真集の売り込みのために忙しくなる。

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