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朝6時に出発。 今日は午前中クレーター内をサファリして、ンヅツウに移動予定。 外輪山の上にあるロッジ周囲はすごい霧だった。 ドライバーは霧というが、クレータ―の下にはまったくなく、雲の中に入っていたように思うのだが・・・・・。 6時半にゲート到着。 7時前からサファリ開始。 けっこう寒い。 かなり防寒着を持ってきたので万全だが、寒がりなので荷物ばかりが増えてしまう。 日の出は雲に隠れ、今一つ。 ヌーと撮るが、良くなかった、 その後は朝の光で、クレーターの外輪とその上の雲を入れて、ガゼルやヌーで写真を撮る。 今日は雲が多い。 その後、2匹の放浪オスライオンを発見。 一緒に水を飲み始めたが時すでに遅し。 撮ったが、後ろ向きだった。 先に回り込めばよかった。 今まで使っていたケニアのドライバーなら機転を気かしてそうするだろうが、タンザニアのドライバーにそこまで望むのは無理だろう。 その後は花バックにイボイノシシ家族、ひばりなどを撮る。 9時に朝食。 お腹の調子は戻っている。 そうこうしているうちに10時になり、サファリ終了の時間。 帰路、ゾウの群れを発見。 昨日は2頭しかみなかったが、今日は10頭ほどの群れだ。 黄色い花バックで撮るためにしばし待つ。 よい光で撮れたが、それほどインパクトのある写真ではない。 結局延長して11時半までサファリをして、12時に外輪山の上に出る。 これから一路ンヅツウへ向かう。 ンヅツウは捕食者が多い所だが、当たりはずれの大きな所。 雨が降っていればよいのだが、乾燥が続くと、動物たちはセレンゲティの方に移動してしまう。 途中、ヌーが多い。 1週前、すでに多くの群れがセロネラの方に行ったという情報が旅行会社からあったが、また戻ってきているようだ(結局この情報は正しくなかった)。 良かった。 ンヅツウに期待しよう。 PM2時にロッジ到着。
午後のサファリは4時から。 ドライバーに「情報はあるか?」と聞くと、「良くもないが、悪くもない」とのこと。 ということは良くないことか・・・・。 ンヅツウロッジは混んでいて、2月は1年前からでないと予約がとれないが、今はガラガラだ。 やはりこの時期はだめなのだろうか。 ドライバーはチーターを探している様子。 来るときにハゲワシが食べているところを見ているので、どうせチーターは食後で満腹になって寝ているだけだろう。 「探す意味があるのか?」という疑問が出るが、まあ最初なのでドライバーに任せることにした。 すぐに1頭のメスチーターを見つけるが、案の定木陰で休んでいた。 子供はいない。 これでは撮る意味がない。 「撮らないのか」とドライバーは言うが、まだ彼は僕が何を欲しているのかが分かっていない様子。 自分が何を撮りたいか、普通のシーンや光が悪ければ撮らないことを何度言っても分からない。 まあ彼とは2回目なのでしょうがないか。 ケニアのドライバーはあうんの呼吸で理解してくれていたが、それも何年間も一緒にやってきたからだろう。 「撮らない」と憮然としていると(別に怒っているわけではないが)、ドライバーはほかのものを探し始めた。 30分ほどして、別のチーターを発見。 なんと小さな子供がいるではないか。 可愛い・・・。 生後3~4週間の子供が4頭。 木陰で休んでいた。 それにしても今日は晴れているので暑い。 昨日は雨が降った様子だが、この晴天でカラカラだ。 光も強い。 誰もいなかったので、ゆっくり撮影しようと思っていた矢先、母親は移動を開始。 かなり空腹の様子。 しかし近くに獲物はいない。 今日は、狩りはできずにこのままだろう。 それにしても少し良い条件の所に来てくれればよいのだが、草の高いところに移動して寝そべっている。 この暑さで動くはきついのだろう。 子供たちも小さいがゆえに、草が邪魔してしまう。 結局、車は他に一台来ただけだった。 さすがにオフシーンだけのことはある。 ハイシーズンなら車だらけになって撮影どころではないだろう。 5時半頃から光が柔らかくなってきた。 そこで近寄り撮影開始。 だが、場所は草だらけでよくはない。 子供のアップや、母親の上に乗ったところなどは撮れたが、チーターは今までに相当よい写真を撮ってきたので、今日の出来ではそれほど使い道はなさそうだ。 6時になり、光がよくなってきた時には帰りの時間になってしまった。 以前のように日没までOKということはなくなり、夕陽の写真は撮れなくなってしまった。 まあ、この地域では朝日・夕日は難しいのだが・・・・。 6時半にロッジに戻る。 ロッジから見る日没は予想通り素晴らしかった。 夕食は中国人のグループと欧米人のカップルと僕だけ。 オフシーズンはこんなに少ないのか・・・・。 車が少ないと見つけた時に独占できるが、自分で探せなければ撮れない。 車は多いと情報が入り、撮りやすくなるが、車が多くうっとうしい。 一長一短だが、やはり空いている方がよい。 |
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